2008年5月31日土曜日

2008年度歴研大会の様子

 遅ればせながら、5月18日に行われた、2008年度歴史学研究会大会近代史部会の様子をご紹介いたします。

 本年度のテーマは、「「分類」のポリティクス――近代的「人種」の再検討」でした。





 趣旨説明をする千代崎運営委員。趣旨文は、こちらをご参照ください。





第1報告は、貴堂氏。

「『人種化』の近代とアメリカ合衆国――ソシアビリテの交錯と『国民』の境界」







 お昼休みをはさんで第二報告は、松田氏。

 「植民地支配下の台湾原住民をめぐる『分類』の思考と統治実践」








 つづいて、池田氏によるコメントが行われました。








 同じくコメントの冨山氏。










 当日はのべ200名弱の参加者があり、活発な議論が交わされました。どうもありがとうございました。








 司会は、運営委員の佐野・新井が担当しました。



2008年5月20日火曜日

中東学会24回大会公開シンポジウムのお知らせ

中東学会よりご案内をいただきましたので、ここに掲載いたします。


中東学会24回大会公開シンポジウム
「パレスチナ問題と日本社会」
(千葉大学大学院人文社会科学研究科、日本中東学会共催)

 1948年のパレスチナにおける「ナクバ」(=アラビア語で「大破局」の意。イスラエル建国、第一次中東戦争勃発により大量のパレスチナ難民が発生)から、60年が経過しました。

 この節目の年に、パレスチナ問題の歴史を振り返り、同時に日本社会とパレスチナ問題との関わり方を検証する、下記のようなシンポジウムを開催致します。どうぞ奮ってご参加下さい。

日時 24日(土)13:20~17:15

場所 千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館大ホール

①基調講演
広河隆一「パレスチナのNAKBAから60年」
板垣雄三「日本問題としてのパレスチナ問題」

②リレー討論=臼杵陽、藤田進、奈良本英佑、立山良司、平山健太郎、田中好子、岡真理、田浪亜央江

(入場無料)

連絡先=千葉大学文学部 秋葉研究室内 中東学会実行委員会事務局 
TEL&FAX:043-290-3630
james2008@L.chiba-u.ac.jp
http://wwwsoc.nii.ac.jp/james/meetings/docs/24th/annual24.html